私の扉

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仕事も家庭も自分の歩幅で焦らず、ゆっくりでも、確実に一歩一歩あゆみたい…。
人生のいくつかのターニングポイントも自分らしく扉を開けていく。
そんな素敵なウーマンスタイルの会員さんをご紹介します。

File 013WEBコミュニケーションアドバイザー・コーチ 石川京子さん

《プロフィール》
1969年東京都生まれ。現在は夫、娘と金沢で3人暮らし。跡見学園女子大学卒業後、株式会社大和総研に勤務。2000年、結婚と同時に金沢に移住。在宅でテープおこしやデータ入力を行い、金沢大学で離職者訓練IT講習の講師を約4年間務める。2003年の出産を機に育児・子育てに専念。子どもの幼稚園入園後にパソコンインストラクターを再開。2012年からはフェイスブック、LINEの使い方セミナーなどWEBコミュニケーションアドバイザーの活動を開始する。2012年、銀座コーチングスクール認定コーチの資格を取得。
■HP 石川きょうこのにこにこでいこうね♪

石川京子さん
ある1日の過ごし方私のお気に入り

インタビュー

ITが苦手な人たちのために 心に響く言葉を工夫

個人事業主の方や店舗経営の方向けの「本業輝くWEB活用術」。ホームページやブログへの集客にSNSをどう活用するかを具体的な例をまじえて、わかりやすくアドバイスしています。

おだやかなほほえみ、ゆっくりと落ちついた話し方に、人を包み込むような安心感がある石川さん。おもな仕事は、パソコンやスマホなど最新ネット技術をわかりやすく伝えるアドバイザー。講座では小難しいIT用語はほとんど使わず、誰にもわかるような言葉でわかりやすく操作方法や活用法をガイドしています。初心者やネットが苦手な人たちにも石川さんの言葉はすとんと入り、時間とともに、うんうんとうなずく受講者の目が輝きを増していきます。

「もともと機械が好きなわけじゃないから、苦手な人の気持ちがわかるんです。IT用語を知らない人に『delete(削除)するには…』と言ってもわかりにくい。『消したいときには、指でツーっと"ごみ箱"までひっぱっていきましょう』など、感覚的にわかってもらえるような言い方を工夫しています」。

近年では、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の普及にともない、WEBコミュニケーション関連の講座要請が増加。フェイスブックやLINEなど人気SNSサービスの使い方・活用法のセミナーのため、個人の小グループ、店舗、企業、学校へ出向く多忙な日々を送っています。



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大教室でのインストラクター 受講者の"気づき"が喜びに

石川さんが都内の大学を卒業して就職した頃は、パソコンが企業にどんどん導入されていった過渡期でした。「専門に勉強したことはなかったのですが、とにかくすぐに覚えて使わなきゃいけなくて。パソコンお手上げ状態の上司に懇切丁寧に教えていた経験が後に役に立ったんです」。

その後、31歳で結婚し、金沢へ。男性社員のアシスタント業務が多い企業勤務に限界を感じていた石川さんは、在宅でもできる仕事を探して、当時注目されていたSOHO(※)のネットワークに登録。紹介されたテープおこしやデータ入力などをこなしていたある日、「パソコンが得意なら」と、厚生労働省主催の離職者対象パソコン講座のインストラクターの仕事が舞い込んできました。

3か月クールで4年間の契約。石川さんにとってはパソコン講師の本格的な第一歩でした。「金沢大学の大きな教室が会場で、当初はすごくプレッシャーがありました。でも講座を重ねるうちに、大勢の人の表情がぱっと明るくなり、『わかった』と表現してくれることがうれしくなってきて」。この仕事をきっかけに、石川さんは公民館や家電量販店などでも、パソコンインストラクターとして活躍するようになっていったのです。
※スモールオフィス・ホームオフィス=パソコンを利用した在宅起業スタイル


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充実の子育て期を過ごし 2012年、SNSが到来

離職者向けのパソコン講座が4年めに入った時、長女を出産。産前産後に休暇を取った石川さんは、子どもが3か月になったら保育園にあずけて働くつもりでした。「でも子育てがあまりにも楽しくて、気が変わっちゃったんです。『子どもとしっかり向き合えるのは今しかない。じゃあ予定を変更しよう!』って」。

幼稚園入園までは子育てサークルを結成し、ママ友たちと子育てライフを満喫。入園後に家電量販店でインストラクターを再開したものの、小学校入学後はまたのんびりとした子育て中心の生活にシフトしました。「小学校の低学年は幼稚園より帰りが早いんです。今はまだ新しく仕事を始める時期じゃないと判断して、図書ボランティアやPTA役員に一生懸命に取り組みました」。

そんなマイペースな石川さんの心に、どこからかさわさわと風が吹いてきたのが2012年。風の正体は、いわゆる"SNSの到来"でした。「スマホを持つ人が多くなるにつれて、周りにフェイスブックをやる人がどんどん増えてきて。連絡のレスポンスが断然早くなり、不特定多数に向けた近況報告にもダイレクト反応が還ってくる。これってすごい!自分からも何か発信してみよう!とプランがどんどん湧いてきたんです」。

あっという間に周囲に広がったフェイスブック。「使い方を教えて」という声が多く、やがて教室を開催するようになっていきました。


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ツールから使いこなす技術へ 対話への興味がさらに深まる

金沢市子供会連合会育成研修「こどもをとりまくインターネットの世界」にて。子どもたちがネットの危険な面にさらされないよう、まず親が学ぶ必要があることをお伝えしています。

「自分で仕事を作ってSNSで発信」。これを石川さんは早速、実行し始めました。フェイスブック活用術やページ作成の講座を企画しフェイスブックで告知すると、生徒が次々と集まってきました。教室の様子を画像とともにアップするとすぐに、「うちでもやってほしい」と依頼が入るなど、その販促効果の大きさを身をもって実感します。

「SNSは今までになかった画期的なコミュニケーションツールだと思いました。もともと私が関心があったのはコミュニケーション。せっかく便利なものが登場したのだから、もっと楽しく活用してほしいとの思いがさらに強くなっていきましたね」。一方、つながりたくない人にもつながる、知人に向けた情報が見知らぬ人に拡散する、始終チェックしまう中毒性、グループの輪の中に入れず孤立化など、使い方を誤ると、SNSは深刻なコミュニケーション障害を起こしてしまいます。


「ツールを使いこなすには、コミュニケーションそのものをもっと学ばねば」。そんな思いを抱いた石川さんが出会ったのが「コーチング」でした。ウーマンスタイルのおしゃべりCafeで知り合った専門講師によってプチコーチングを体験。相手の中から"気づき"を引き出すコミュニケーション手法は自分にぴったりだと感じたのです。その後、コーチングスクールで認定コーチの資格を取得。2015年度からはWEB活用法とともに、コーチングのセミナーも開催していく予定です。

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「発見」と「成長」を支える 応援団でありたい

「人を応援するのが好き。私の根底に常に流れている思いです」と語る石川さん。最初に作った名刺には「なにかお手伝いはありませんか?」という言葉が大きく書かれていたそうです。そんな石川さんは、ウーマンスタイル代表の成田がまだ「ハー・ストーリィ」に所属していた頃からの旧知の間柄。「成田さんが起業するとお聞きした時も、自分にどんなサポートができるだろう?と真っ先に考えたんですよ」と楽しそうに語ります。

ウーマンスタイルを通じて、人脈も大きく広がったという石川さん。「ヤマト糀部」部員として1年を共に活動した仲間とは、今も頻繁に会う同窓生のような関係に。部活コーチ・小紺有花先生の影響で、毎日の「食」の重要性にも目覚め、塩糀や醤油糀を自ら仕込み、料理に活用しているそうです。

「ウーマンスタイルは、大人になってもよい出会いとコミュニケーション次第で、素晴らしい発見や成長があると気づかせてくれた場所。私自身もそんな場や機会の提供者であり仲介者でありたいと思います」。おだやかな表情の中に、しっかりと揺らぎのない芯を感じさせる石川さん。それは、人の気づきや成長を心の糧にしてきた「育て上手」の年輪なのかもしれません。

ウーマンスタイル企画の「ヤマト糀部」の一員として、発酵食を暮らしに取り入れ、美と健康を目指した1年間はとても充実していました。新たな仲間や未知の知識にふれることで心も体も活性化されました。

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ある1日の過ごし方

05:30
起床、SNSやメールマガジンをチェック
06:00
朝食作り、洗濯など
09:00
セミナーのため荷物や資料の準備
09:30
家を出る
10:00
セミナー開始
12:00
セミナー終了
13:00
コーヒーショップでランチ&資料作成
15:00
夕飯の買い物
16:00
帰宅、ホームページ・ブログ更新
17:30
夕飯準備、夕飯、片付け
21:00
読書
23:30
就寝

わたしのお気に入り

四十の手習い?

大好きなお店のマスターのおかげで、高校時代に夢中だったドラムを叩く機会が出来ました。みんなと音を合わせるのって本当に楽しい。このスティックは、お店の周年祭りに集まったスゴ腕ドラマーさん達にサインしてもらったものです。

朝の野菜ジュース

葉もの野菜が一度に沢山摂れるので、毎朝冷蔵庫にある野菜でジュースを作って飲んでいます。今までいい加減だった食に対する意識がほんの少し変わってきたのは、ウーマンスタイルで出会った仲間のおかげです。

ローズクオーツとクリスタルのブレスレット

大事な友達に作ってもらったものです。パワーストーンに興味があるわけでもなく、特別な想いがあるわけでもなく、ただつけたいからつける。息の合う相棒みたいな存在です。


(文・写真 塩田陽子)