私の扉

  1. おしゃべりCafe HOME
  2. 私の扉 【File014】一般社団法人 クラブCoCo 代表理事 楢本由美香さん

仕事も家庭も自分の歩幅で焦らず、ゆっくりでも、確実に一歩一歩あゆみたい…。
人生のいくつかのターニングポイントも自分らしく扉を開けていく。
そんな素敵なウーマンスタイルの会員さんをご紹介します。

File 014一般社団法人 クラブCoCo 代表理事 楢本由美香さん

《プロフィール》
1967年愛知県生まれ。幼少期に金沢に移住。25才で結婚し、2児をもうける。30代後半から子育て支援NPOで在宅保育の仕事を始める。その後、事務局運営や立ち上げメンバーとして尽力するなど、さまざまな子育て支援NPOの活動に関わる。2011年に総合型地域スポーツクラブを運営する一般社団法人「クラブCoCo」代表理事に就任。2013年、一時預かり・病児保育、在宅保育などを行う保育ルーム「ココナラ」を立ち上げ、現在に至る。
■HP 総合型地域スポーツクラブclub CoCo
■HP 保育ルーム「ココナラ」

楢本由美香さん
ある1日の過ごし方私のお気に入り

インタビュー

ママたちのリフレッシュと笑顔をサポートする場を提供

ゆったりと優雅な気分で楽しめる託児・見守り付きのフラダンス教室。メンバーで地域の夏祭りに参加したり、デイサービスの慰問に出かけたりと、お子さんも一緒に楽しんでいます。

初対面なのに、「どこかで会ったことがあるかも」と思わせる楢本さん。垣根を感じさせない、ざっくばらんな語り口調に、人なつっこさと包容力があいまざった奥深い魅力がにじみます。現在は、一般社団法人「クラブCoCo」で代表理事を務め、子育て中のママを多方面から支援するさまざまな活動を行っています。

2009年、「クラブCoCo」法人立ち上げとともにスタートした「総合型地域スポーツクラブ club CoCo」は、ママたちが子育てしながら気軽にスポーツが楽しめる地域密着型のコミュニティ。入会すれば、託児や見守り付きの多彩な教室に参加できます。「ヨガやフラダンス、ソウルダンスなど、運動が苦手でものびのびと身体が動かせ、ストレス発散ができるメニューを揃えています。キッズ向けや親子で参加できる教室も要望にお応えして開設しました」と楢本さん。子育てのすき間時間を使って心身をリフレッシュし、笑顔で帰っていくママたちの姿に日々やりがいを感じるといいます。

「会場、講師、託児の手配、参加者の連絡・管理など毎日がめまぐるしく大変ですが、身体はしんどくても心は充実しています」。そんな楢本さんの背中を後押しするのは、経験を通して得たママたちへの強い"共感"です。



ページの先頭へ

子育てNPOと出会い、運営、立ち上げに奔走

ママたちのサポートに全力を注ぐ楢本さんが子育て支援団体の存在を知ったのは、30代後半。プライベートでは離婚、再婚を経て、仕事を探していた頃でした。職業安定所の求人で子育て支援NPOの「在宅保育サポーター」の仕事を見つけ、登録。これが活動の出発点となったのです。

登録したNPOは1年で事業が終了したため、中心メンバーとともに他の団体に移り、本格的に活動を開始。市内の子育て広場や施設で託児や見守りスタッフとして働くうち、事務局の運営を手伝うようになっていきました。「やり出したらとことんまでやらないと気が済まない性格。何でも引き受けるので仕事が集まってきてしまうんです。家庭内のトラブルに悩んでいた時期で、『助けが必要なママたちの力になりたい』との気持ちが一層強くなっていた頃でもありました」。

さらによりよい活動を目指し実現するために、有志たち数人で新たな子育て支援NPOを立ち上げます。行政からの補助金を受け、順調に活動をスタート。「でも、もし補助金が打ち切られた後の運営はどうなるのか…との不安がありました。なんとか継続していかねばとスタッフで話し合いを重ね、なるべく早いうちに自主事業を立ち上げようということになったんです」。


ページの先頭へ

思いもしなかったスポーツクラブ代表就任

ちょうどその頃、知人を通じて舞い込んできたのが、子育て支援を融合させた「総合型スポーツクラブ」設立の提案。スポーツ振興助成金事業として認可されれば、5年間の助成金が出るというものです。楢本さんたちは"スポーツを楽しみながら、いきいきと子育て"というコンセプトに共感し、すぐに認可資格の法人格を取得。あれよあれよという間にスポーツクラブをスタートしていました。中心メンバーとなった楢本さんは、スポーツクラブという新しい事業の人員手配、会計、トラブル処理を一手に引き受け、無我夢中の日々が続きました。

「そんなある日、代表だった方が辞められ、なんと私が代表になってしまったんです。資金繰りや事業計画などの難題は一気に私の肩に降りかかってきました。でも、プレッシャーはあったものの、『全権を任されたなら、自分がやりたい路線を打ち出していけばいい』と逆にやりたいことがはっきりと見えてきました」。覚悟を決めた楢本さんは、事業を軌道にのせるためには認知度アップが必要と、クラブのコンセプトや楽しさを伝えるホームページ開設やイベント開催などを精力的に進めていきます。

2015年の新幹線開業にちなみ、前ぶれなく突然踊り始める"フラッシュモブ"を開催。ダンス教室でマイケルジャクソンを踊るチームをメインに、金沢駅鼓門前でひゃくまんさんと一緒に踊りました。


ページの先頭へ

いざという時、サポートできる"頼りになる"育児ルームを設立

保育ルーム「ココナラ」のある日の風景。すっかりおなじみになった子どもたちは場所やスタッフにも慣れ、楽しく過ごしながらママのお迎えを待っています。

「代表になったからには、自分自身の見聞も広げなければ」と、経営やマネジメントのセミナーやイベントに通ううち、徐々に人脈も広がっていったそう。市民融資団体をはじめ多方面のネットワークや協力者も増え、事業基盤も次第に整ってきました。そんな時、楢本さんはもうひとつ、自分のハードルを上げます。「金沢市のコミュニティビジネス事業に『子育て部門枠』があると知って、チャレンジしてみたいと思ったんです。以前からやりたかった、病児預かりや送迎を含む保育支援事業です」。

かねてから楢本さんには、「今ある子育て託児や在宅保育の事業は、本当に必要としている人に届いていないのでは」との思いがありました。緊急時に対応できない、病児預かりは定員や時間が限られているなどの問題。そして何より、ママと保育者のコミュニケーションが十分に取りにくいという現状。「保育サービスを利用する方の中には、心理的、経済的に問題を抱える人もおられる。そんな問題のほとんどは『大丈夫、大丈夫』と支えてあげることで解決していくことが多いんです。その人その人の背景を理解した上でおつきあいできるサポート施設をどうしても作りたくて」。


2013年、その思いどおり、楢本さんは保育ルーム「ココナラ」を開設します。合言葉は「乳母魂!」。子どもが急に熱を出した、仕事を休めない、送迎できない・・・そんな、いざという時に助けてくれる"乳母"のようなサポートを目指しての挑戦です。

ページの先頭へ

周囲の助けがあれば人生は乗り越えていける

楢本さんとウーマンスタイルのおつきあいは、イベント時に託児サービスを担当したのがきっかけ。「以来、会員としても楽しんでいます。ウーマンスタイルさんが発信する情報は質が高くて信頼性がある。それを反映してか、イベントに参加すると会員さんたちの意識がとても高いと感じます」。女性の思いをどこよりもわかってくれると確信した楢本さんは、ホームページ制作をウーマンスタイルに依頼。「"あ・うん"の呼吸で理念が通じ、可愛らしく温かみのある画面の中に見事に表現していただきました。レスポンスも早く、いつもつい頼りにしてしまいます」と語ります。

「地域で子育てを支える」をモットーとする楢本さんは、看護・保育の資格を持つ地域の元気な熟年・高齢女性に「ココナラ」のボランティアとして活躍してほしいと願っています。「発信力のあるウーマンスタイルさんにもアイディアをいただきながら、どんどん協力者を増やしていきたいですね」と確かな目標を掲げています。

「子育てがつらい時、自分の周囲にはいつも助けてくれた人がいた。その経験があったからこそ、ママたちにアドバイスやサポートを提供できる今の自分がいる」。波乱万丈な道のりを紆余曲折しながらもたくましく生きてきた楢本さん。その姿そのままが、ママたちの力強い励ましになっていると感じたインタビューでした。

頼れるスタッフたちにいつも助けられています。忙しい毎日ですが、充実した日々を送れて、楽しく仕事ができているのも信頼できる仲間たちのおかげです!


ページの先頭へ

ある1日の過ごし方

08:00
出勤
09:30
託児スタート
12:00
来客対応
16:00
送迎サポート
18:00
事務所戻り
19:30
託児の最終お迎え対応後、残務処理
21:30
帰宅、夕食、入浴
24:00
就寝

わたしのお気に入り

本当は、趣味?ストレス発散?という感じですが、イベントやステージなどを盛り上げる役として、いろんな格好をしています。これが楽しくてやめられません!私のコスプレシーンシリーズです!

ひゃくまんさんとのコラボ!

私はジャイケルマクソンという名のキャラになってます。この人は時々MJイベントに出没します。

相棒の斉藤清美さんと

コンビ「さいなら」です。この時はアフロですが☆

大好きなアニメのキャラになって

スリラーのゾンビと。暗くてかなり怖いですが、本人的にはかなり気に入っているショットです♪


(文・写真 塩田陽子)